壁紙をリフォームする時期や予算、注意点について

壁紙のリフォームのイメージ

住宅に長く住み続けていると、室内の壁紙にキズがついてしまったり、汚れてしまうことはたくさんあります。

そのため、ある程度経過した時期や壁紙の汚れ具合に応じて、リフォームを行なう必要があります。

そこで、こちらの記事では以下のような内容についてご紹介していきます。

  • 壁紙のリフォームにかかる費用の相場
  • 壁紙のリフォームをする時期の見極め方
  • 壁紙をリフォームする際の注意点

こちらの記事を参考に、壁紙のリフォームで失敗しないように必要な知識を身につけていきましょう。

目次

壁紙のリフォームについて

壁紙のリフォームでは、以下のような作業を行ないます。

  1. 古い壁紙をはがす
  2. 壁紙をはがした後の下地に穴などがある場合、修繕を行なう
  3. 新しい壁紙を張り直す

クロス工事とも呼ばれ、必要な道具を自分達で購入して貼りかえる方法と、業者に依頼して張替えをしてもらう方法があります。

自分達で行なう場合、業者に依頼するより安価で張替えができます。

ただし、思ったより時間がかかってしまったり、上手に壁紙を張れず、仕上がりが汚なくなってしまう恐れがあります。

一方で、業者に依頼すればスムーズに、かつキレイな仕上がりになります。また、壁紙を張替える際の選定のアドバイスを貰えるところもあります。

そのため、慣れていない方は専門の業者に依頼をした上で、行なってもらうのがおすすめです。

壁紙のリフォーム時期を見極める目安

壁紙のリフォーム時期は、以下のような点を参考にして下さい。

壁紙の寿命(耐用年数)をオーバーしている

家にある多くのものには耐用年数という、寿命の目安が決められています。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、壁紙の耐用年数は6年と定義されています。

ただし、壁紙にも多くの種類があるため、劣化の速度はものによります。そのため、「5〜10年」を1つの区切りとするのがおすすめです。

壁紙の劣化が見てわかる

部屋の使い方によっては、壁紙に汚れができてしまいます。原因には、以下のようなものが挙げられます。

  • たばこの煙、ヤニ
  • 食物、油
  • 色移り

また、壁紙は使っているだけでも、経年劣化によって少しずつ日焼けなどによる色褪せが生じてしまいます。

そのため、壁紙がぱっと見汚れてきたと感じた時こそがリフォームのタイミングです。

壁紙のリフォームにかかる相場

壁紙のリフォームにかかる費用はDIYするか、業者に依頼するかによって変わってきます。

自力でDIYする

自力で壁紙を張替えるためには専用の道具が必要になります。
小さい部屋であれば1万円〜が相場です(壁紙や広さなどによって予算は変わってきます)。

最近ではネットで壁紙とDIYキットをまとめて買えるため、業者に依頼するより安く済ませることが可能です。

業者に依頼する

国土交通省によって工務店やリフォーム業者など40社に対して行った「リフォームの内容と費用に関する調査」によると、壁紙の張替えにかかる費用は約6〜30万円であるとされています。

部位別リフォーム費用一覧
(画像出典:リフォームの内容と価格について -国土交通省

また壁紙そのものの値段も、材質やデザインなどによって様々で、費用が30万円を超える場合もあります。

※依頼する業者によって金額は変わってくるため、詳細な金額を知りたい方は詳細を提示した上で、お見積りを依頼して下さい。

壁紙をリフォームする際の注意点

壁紙のリフォームを行なう際には、以下のような点に注意が必要です。

元のインテリアと合わなくなる可能性がある

壁紙には様々な種類があるため、何も考えずに選定すると、元のインテリアとミスマッチをおこしてしまう恐れがあります。

リフォームの時は、現状の照明や家財、カーテンや窓枠などのデザインを踏まえて合うものを選ぶようにしましょう。困ったら、元の壁紙と似たものを選ぶのがおすすめです。

リフォーム用壁紙を使う

リフォームの際に、壁紙をはがすとデコボコとしてしまい、普通の壁紙を張るとキレイに仕上がらないことがあります。

これは、古い壁紙を剥がした際に、一部が残ってしまことが原因で、このような場合は、リフォーム用壁紙を選ぶといいでしょう。

リフォーム用壁紙には、以下のような特徴があります。

  • 厚く作られている
  • 表面がデコボコとしている

リフォーム用壁紙は様々なメーカーから発売されており、以下がその一例です。

壁紙を購入する際はカタログなどで比較したり、ショールームで話を聞いたり、実物を見ながら選ぶと良いでしょう。

また、自分で壁紙のリフォームをするなら、のり付きのものやシール付きのものがおすすめで、少人数でも壁紙の張替えが可能です。

困ったら専門家に相談するのがおすすめ

リフォームの壁紙選びで失敗したくない方は、メーカーのショールームやインテリアコーディネーターに相談するといいでしょう。

インテリアコーディネーターとは、内装からインテリア全般、住宅の設備などに関して専門的な知識を持つ人物です。そのため、部屋全体のことを踏まえた上で、壁紙選びをサポートしてくれますよ。

まとめ

  • 壁紙のリフォームの予算は6〜30万円、ただし壁紙のグレードや種類によってそれ以上の費用になってしまう可能性もあるため注意が必要
  • 壁紙のリフォームを行なう時期の目安は「6年」、ただし壁紙の経年劣化や汚れの度合いに応じてリフォームの時期を判断すること
  • 壁紙のリフォームの際は、他のインテリアとの親和性や予算などを踏まえて選定すること

このように、壁紙のリフォーム費用は依頼する業者や、部屋の広さ、壁紙の値段などに応じて幅広く変わってきます。

もしも慣れていない方であれば、正確に、かつ迅速に作業を完了させてくれるため業者に依頼するのがおすすめです。

依頼する際は、予算やどのような壁紙が良いかなどをある程度検討しておいた上で、業者の方としっかり相談するようにしましょう。

壁紙は部屋の印象を大きく左右する、重要な要素です。そのため、壁紙選びの際には今のお部屋に合っているものなのか検討した上で、決めるようにしましょう。

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